任期満了に伴う大村市長選と時津町長選の投票が29日行われ、開票の結果、大村市長に現職の園田氏、時津町長に前町議会議長の山上氏が当選しました。

8年ぶりとなった大村市長選挙は現職の園田裕史氏が、次点の北村貴寿氏におよそ1万8千票差をつけ 3期目の当選を果たしました。

園田氏は、2期8年の実績を強調し新たな『市庁舎』や『文化ホール』の建設などを公約に掲げて、3つ巴となった選挙戦を制しました。

3選を果たした園田裕史 氏:
「いろんな現場に、とにかく全部行けるところはお邪魔して、現場のご意見を聞いて、それこそワンチームになって。しっかり次の4年間も町づくりを自分1人じゃなくて市民一人一人が皆、参加していただけるような形で進めていきたいと思います」

敗れた前県議会議員の北村氏は、自民・公明両党の推薦を受け、組織戦を繰り広げましたが、園田氏に及びませんでした。

敗れた北村貴寿氏:
「やはり現職の壁は厚かったということになるんだろうと思います。本当にわたくしの力不足を痛感をしている。本当に申し訳ないという気持ちでいっぱいであります」

一方、16年ぶりの選挙戦となった時津町長選挙は前町議会議長の山上広信氏が初当選を果たしました。
山上氏は、次点の候補に334票差での勝利となりました。