全国各地域を代表する民放33社でつくる民教協=民間放送教育協会の四国・九州・沖縄地区大会が、28日、長崎市で開かれました。

民教協は『放送を通じて 視聴者の生涯学習に貢献』しようと、系列を超えた全国33の民間放送局で組織され「日本のチカラ」などの教育・教養番組を放送しています。

28日の大会には大会関係者や一般の来場者を含め、およそ400人が参加。

講師に歌手のさだまさしさんを迎え「ふるさとのチカラ」をテーマに講演を行いました。

さだまさしさん:
「何もないと言いながら、僕らが見えていない財産がこの街にいっぱい眠っているということに、歳を取ると気づき始めるんですよ」



その後、地元若手実業家らと『地方が若者から選ばれるためには何が必要か』などをテーマにパネルディスカッションを行いました。

さだまさしさん:
「魅力があるところに必ず人は集まるんですよ。魅力を見つけずに愚痴っていても埒があかない。
何を目標に来るのか?じーっと自分の好きなことをやってる。
じーっと自分の好きなことをやってると、それに気付いた人が寄ってきてくれる。
そこから始めたほうがいいと思う」



来年度の地区大会は沖縄県で開催予定です。