長崎女子商業高校で50年近く続く文化財の清掃活動が18日行われ、
生徒たちがシーボルト宅跡など長崎市内4か所を清掃しました。
長崎女子商業高校では、創立50周年にあたる1975年から文化財の保護と環境美化を目的とした清掃活動を続けています。生徒たちの発案で始まった学校伝統の行事です。

通算138回目となる18日は、2年生およそ150人が長崎市内4か所に分かれて文化財を清掃しました。
このうち国指定史跡「シーボルト宅跡」では、およそ30分でゴミ袋13袋分の落ち葉が集まりました。

長崎女子商業高校2年生学級委員長安谷屋優依さん:
「文化財が綺麗になるのがとても嬉しい、この活動を自分たちが先輩方から引き継いできたように後輩にも、きちんと伝統として引き継ぐことができたらいいなと思います。」
50年近く続く長崎女子商業高校の文化財清掃。来年3月には、1年生が市内5か所の文化財を清掃する予定です。