最先端の水中ドローンを使って海の中の様子を生中継する特別授業が18日、
長崎市の小学校で開かれました。
その名も「オンライン水族館」授業を通して子どもたちが学んだこととは──?

長崎鶴洋高校生徒:「いざ、長崎の海へ行ってみましょう」
高尾小学校3年生児童:「オー」
水深300メートルまで潜れる水中ドローンを使って長崎市の海と小学校をつなぎます。
高尾小学校3年生児童:「なんか、デカいのおる」「なにあれ、なにあれ」

長崎鶴洋高校の生徒が身近な海に興味を持ってもらおうと長崎市立高尾小学校で開いた特別授業。教室にいながら、海の中を探検です。
高尾小学校3年生児童:「(魚が)いたいたいた!」
海底の近くにいたのは…?

長崎鶴洋高校生徒:「何に見える?みんな」
高尾小学校3年生児童:「クロダイ」「へー見られた。すげー」

高尾小学校3年生児童:「楽しかった」「すごかった」「海の中にいるみたい」「色々と魚が見つけられて楽しかった」「あまり見たことなかったからきれいだった」

長崎鶴洋高校水産科2年山口櫂さん:
「皆が魚に興味を持ってもらうための繋ぎとしてなっていければなと。全国の小学校とかにそれ(水中ドローン)を送ってリモートで授業ができればと思っています」

水揚げされる魚の種類が全国で最も多い長崎県。
しかし、近年は海水温の上昇によって海藻が減り、サンゴが増えるなど海の環境が変わりつつあります。
長崎の海の美しさだけでなく、豊かな海を守ることの大切さも学んだ特別授業でした。