去年1年間に長崎県を訪れた観光客は約2500万人と、2年連続で増加し、観光消費額も1.4倍増加しました。

長崎県の観光統計によりますと、日帰りと宿泊を合わせた去年1年間の県内への観光客の延べ人数は、前の年より567万人多い2490万人で、2年連続で増加しました。

この結果について県は、自治体による旅行割引や全国旅行支援の効果が表れたほか、西九州新幹線の開業、修学旅行需要の拡大が主な要因だと見ています。

一方、県内の観光消費額も、前年比1.44倍の2691億円と830億円あまり増加しました。

長崎県内の観光客数は今年も1月から6月まで去年を上回るペースで推移していて、県では引き続きインバウンドの誘致などに力を入れたいとしています。