上位二人がパリオリンピックの代表権を手にするMGC=マラソングランドチャンピオンシップが東京で行われ長崎県出身の2選手も出場しました。

長崎県出身、三菱重工の井上大仁選手、そして山下一貴選手も挑んだMGC「マラソングランドチャンピオンシップ」。

雨の中国立競技場をスタートしたレースは直後からベテラン川内優輝選手が飛び出し独走態勢に。

日本歴代3位の記録を持ち優勝候補の一角として注目された山下選手は15キロ地点で40位と出遅れます。

一方、2018年のアジア大会王者ながら前回大会では最下位の屈辱を味わった井上選手は2位集団につけ35キロ過ぎには先頭・川内選手を捉えます。

しかしラスト3キロでスパートしたホンダの小山選手に付いていく事ができませんでした。

パリオリンピック代表に内定したのは小山選手と九電工の赤崎選手。井上選手は7位、山下選手は32位でゴールしました。