『笑えて泣けて元気になる講演』で母親たちを励ましている女性が、長崎市の子育てサークルの招きで子供と向き合う極意を語りました。

託児室も設けられた会には子育て中の女性28人が参加しました。
企画したのは「ママのハッピーを作る」がモットーの子育てサークル「のあ」。
長崎市で子育て支援センターを運営している吉松眞里子さんを講師に招きました。
子育て支援センター ぴよぴよ運営 吉松眞里子さん:
「冷蔵庫からビールをカーっと開けて、キューっと飲んで『美味しい!幸せーっ』てやってますよ。自分の幸せは自分の心で決めるの。人と比べるんじゃない」
第4子が3か月の頃、夫を失った吉松さんは、自身の体験から親のつながりが“子育て“には大切だと伝えました。

子育て支援センター ぴよぴよ運営 吉松眞里子さん:
「長女が食べるのを止めて私に言うんです。お母さんそんなに泣いてばっかりいたらお父さんが悲しむよ。
誰がそんな前向きに子供たちをしてくれたんでしょうか? 学校なんですよ。
学校の先生方が、友達が、地域の方々が前向きにしてくれました。“理想のお母さん“を誰も求めていません。
子どもは、今のままの “ありのままのお母さん”でいいの。
叱ってばかりのママだけど、怒ってばかりのママだけど、でも、ママ!ママ!って私達のことを言ってくれるじゃないですか。
私達はそれで親になっていってるんです。
私達こそ、子供から無条件で受け入れてもらえてるんです」
参加した4児の母 :
「受け止めることが、とっても大事なんだなって思いました」

参加者した1児の母:
「毎日バトルがあったりとかもするんですけど、当たり前じゃなくて、有難いことなんだなって思うように生きていこうと思いました。」
子育てサークル「のあ」では、今後も毎月第2木曜日にイベントを続け、親同士がつながる場を作っていきたいとしています。