長崎県内の公立学校における不登校の児童・生徒の数は、昨年度およそ3,450人にのぼり、過去最多を更新しました。

県教委によりますと、県内の公立小中学校と高校における昨年度の不登校児童・生徒の数は、前の年度よりも668人多い 3,453人で、7年連続で過去最多を更新。
小中学校と高校、全てで増加しています。

県教委では「不登校になる要因は複雑に絡み合っていて、無気力や不安といった本人にかかるものが多い。
コロナ禍における生活環境の変化で生活リズムの乱れも背景にある」と見ています。

また、長崎県内の私立の学校でいじめと認知されたのは96件で、前の年度より14件減少したものの、公立の学校では1953件と前の年度から162件増加しました。