ヤブツバキの自生地として知られる長崎県五島市の福江島では、椿の実の収穫が行われています。

たくさんの日を浴び赤く色づいた椿の実です。

五島市大浜地区の佐々野 俊男さんは、およそ2500本の椿を栽培しています。

去年(2022年)は裏年で、収穫量は450キロほどでしたが、ことし(2023年)は、どの木もよく実をつけ、質も良いそうです。およそ600キロの収穫を見込んでいます。

収穫した実から取り出した種は一週間ほど天日干しした後、製油所で搾られ、椿油となります。

五島での椿の実の収穫は、10月いっぱい続きます。