長崎県諫早市の酒造会社『杵の川』の倉庫を改装した直売所が29日、プレオープンしました。

創業184年の歴史がある『杵の川』の酒およそ40種類が揃う直売所です。

元々、酒の瓶詰めやラベル張りなどが行われていた倉庫が雰囲気のあるスペースに生まれ変わりました。

杵の川では西九州新幹線の開業で観光ムードが盛り上がる中、酒蔵を活かして客を呼び込もうと直売所の整備を進めました。

蔵イチオシの季節に合わせたツマミも販売されているほかバーエリアも併設され、季節限定の日本酒が楽しめます。

杵の川 社長室室長 江口正和さん:
「よりいいお酒をよりいいお客様たちと一緒に、楽しんでいただけるようなそういう風な場所を作っていこうという思いのもとやっと完成したという喜びの気持ちでいっぱいです」

オープンは10月1日で、午前10時から鏡開きが行われ、振る舞い酒や紅白まんじゅうが配られるとのことです。