五島市では渡り鳥の「ハチクマ」が越冬のため中国大陸へ飛び立ち始めました。
午前6時過ぎ、カメラを構える人たちの前に現れたのは大型のタカ「ハチクマ」です。翼を広げるとおよそ1・3メートルにもなります。
五島市玉之浦町大瀬崎。ハチクマが中国大陸に渡る前、国内で最後に観察できる絶好のスポットです。
「ハチクマ」はハチの幼虫などを好んで食べることからその名がつきました。
雄大な姿をカメラに収めようと愛鳥家が集まってきます。
愛知の愛鳥家
「普通、腹しか撮れなかったけど、ここは背中が撮れて良かったです。」
仙台の愛鳥家
「日本中のハチクマがここを通って中国に行くじゃないですか。そこが一番、集まってくるっていうのが魅力ですね。」
大瀬崎では9月20日、およそ1300羽が飛び立ったということです。ハチクマの渡りは、10月中旬ごろまで続きます。