バスケットボール天皇杯、B1の長崎ヴェルカは先週金曜日からの2次ラウンド3連戦を突破し、3次ラウンドに駒を進めました。
クラブ初の天皇杯トップ10入りを果たしています。

第2戦 長崎ヴェルカ 86-82 大阪エヴェッサ(9/23)

負けたら即敗退のトーナメント戦。
2次ラウンド初戦で三重を破ったヴェルカの第2戦の相手は、B1の大阪との対戦です。
今シーズン、同じ西地区で戦うライバルに対し、ヴェルカは9点をリードして前半を折り返します。
ところが、その後ジリジリと追い上げられ、試合時間残り2分23秒で、大阪に逆転を許します。
それでもヴェルカは慌てません。すぐに再逆転し4点差で大阪に競り勝ちました。

第3戦 長崎ヴェルカ 97-64 信州ブレイブウォリアーズ(9/24)

B1チームとの連戦となった24日の第3戦。
ヴェルカの相手は昨シーズンB1中地区3位の信州です。
序盤はクロスゲームに。
ヴェルカは前半を1点ビハインドで終えるも、後半に入ると自慢のディフェンスが牙をむきました。
新加入の元NBAプレーヤー ジャレル・ブラントリーが第3クォーターだけで6本のスティールを挙げる活躍。
信州の得点を第3クォーターは10点。第4クォーターはわずか6点に抑え込んだ一方で、ヴェルカには2本の豪快なダンクが飛び出すなど97対64で勝利。
天皇杯のトップ10チームに残りました。
天皇杯の3次ラウンドは12月です。

ヴェルカは、2週間後に迫ったB1リーグ開幕へ照準を合わせます。