開業から1年を迎える西九州新幹線。地域経済を支える地元の商店街などはどんな実感をもっているのでしょうか?
「長崎らしさ」がカギ 市内の繁華街 浜町の商店街では

福山雅治さんが訪れることでも知られる思案橋ラーメン。

新幹線の開業で一層、観光客が増加したと言います。

思案橋ラーメン店主 若杉和弘さん:
「県外の方がたくさんお見えになって、こちらは助かっています。新幹線に乗ってきたという話はしますね。まだ僕は乗っていないんですけど、乗りたいなーと思って。長崎をPRせんといかんですね。もっともっとですね」

長崎伝統の味にも観光客が列を作ります。

吉宗 國枝政晃さん:
「コロナ禍も少し落ち着いて、観光客の方が非常に増えたなという印象は持っております」

文具店では新幹線開業後、長崎ならではの商品を集めたコーナーが注目を集めているようです。

石丸文行堂 平口淳子 副店長:
「観光客の方がキャリーケースだったり、ガイドブックを手に当店にご来店していただいたお客さまが多くいらっしゃいました。長崎らしいものをお土産に、または自分へのプレゼントに購入していただいているかと思います」

『長崎らしさ』をいかに打ち出すかが長崎駅から浜の町に観光客を呼び込めるかどうかの鍵を握っているようです。