8月、1千万円以上の負債を抱えて倒産した長崎県内の企業は2件で、過去10年間の同じ月では負債総額は最も少なくなりました。

東京経済長崎支店によりますと8月、長崎県内で1千万円以上の負債を抱えて倒産したのは長崎市と大村市の企業の2件で負債総額は合わせて4200万円でした。

倒産理由はいずれも受注・売り上げ不振ということです。

8月単月で見ると倒産件数は過去10年間で3番目に少なく、負債総額は最も少なくなりました。

東京経済長崎支店では「新型コロナの5類移行後経済社会活動は正常化に向かっていて業種によって活発さが見受けられるものの、物価上昇で個人消費が落ち込み収益が低下している企業も少なくないことから今後も倒産や廃業を選択する企業が増える可能性もあるとしています。