長崎市の鈴木史朗市長らが、16日、長崎県庁を訪れ、大石賢吾知事に対し、“平和公園スポーツ施設の再配置”など、長崎市が抱える課題について県に連携を要望しました。

県の “長崎南北幹線道路計画” では、プールや松山陸上競技場など、長崎市の平和公園スポーツ施設の再配置が検討されています。

鈴木市長は、慎重な議論を行うため設置した『再検討部会』の場で、県として事業の必要性について説明するよう協力を求めました。

大石 賢吾 長崎県知事:
「長崎市において策定される“再配置計画”が県政の発展に資する内容となることを望んでいます。
その上で、どのような周知・広報が実施できるのか、長崎市とも連携して検討しながら、対応していきたいと思います」

この他、長崎市幸町に来年秋 開業予定の“長崎スタジアムシティ”について、認知度が低い若年層にむけた“SNSでの情報発信”や、“学校給食費と保育料の無償化”について、自治体間で差が出ないよう国へ要望することを求めました。