勤務実態を偽って報告し、時間外勤務手当およそ1万円を不正に受け取ったとして、長崎県警は20代の男性警察官を、詐欺などの疑いで書類送検しました。
書類送検されたのは、県央地区の警察署の駐在所に勤務していた20代の男性巡査長です。

長崎県警によりますと、巡査長は去年6月から12月までの間、街頭監視をしたと偽り、時間外勤務手当5日分およそ1万円を申請し 受け取った疑いです。
去年12月、巡査長の上司が巡視を行った際、勤務実績と申請内容に食い違いがあることに気づき、県警は巡査長を詐欺などの疑いで先月28日付で書類送検するとともに、所属長訓戒処分としました。
時間外手当の不正受給により、県警の警察官が書類送検されるのは、初めてということです。