長崎市の出島和蘭商館跡が17年前にリニューアルオープンしてから、14日、入場者が700万人となりました。


700万人目となったのは兵庫県の山根さん一家です。
妻・恵子さんの実家、五島に向かう途中に初めて立ち寄ったそうです。

記念に年間パスポートなどが贈られました。

兵庫県から来た山根 直英さん:
「びっくりしました…まさかこんなことになるとは」
妻・恵子さん:
「(社会の授業で)勉強して出島が気になったみたいで(来た)」
直英さん:
「見るところがいっぱいあると思うのでいっぱい見て帰ります」

現在、町人の詰所である『出島町人部屋』の復元に向けた設計作業が行われるなど、整備が続く出島。

昨年の入場者数は30万人にまで回復したということで、長崎市では今年はコロナ禍前の50万人を目標に集客を図りたいとしています。