長崎県内では先月1か月間に344人が熱中症の疑いで救急搬送されました。

県のまとめによりますと、県内で先月1か月間に熱中症の疑いで救急搬送された人は、去年7月より81人少ない344人でした。

このうち3週間以上の入院加療を必要とする重症にあたる人は6人で、死亡した人はいませんでした。

救急搬送された人のうち138人が75歳以上で、全体の約4割を占めていて、発症場所は『敷地内を含む住居』が最も多くなっています。

県はエアコンの活用やこまめな水分補給などの対策を呼びかけるとともに、特にこどもや高齢者は熱中症に注意するよう呼びかけています。