78回目の長崎原爆の日まであと6日。
長崎市では3日、原爆で亡くなった児童生徒と教職員を慰霊する式が行われました。

長崎県内の教育関係者によって建てられた「原爆殉難教え子と教師の像」

原爆で亡くなった児童生徒、教職員は5,529人にのぼるとされています。

この慰霊式は、像が建立された1982年から開かれていて、ことしは爆心地周辺の小・中・高校26校から、およそ320人が参列しました。

去年は新型コロナの影響で規模が縮小されましたが、ことしはほぼ従来通りの規模で開催されました。

長崎市立坂本小学校 松本 悠月さん(5年):
「長崎に生まれ育ったものとして、自分から、そしてここ長崎から、平和の大切さを発信し、世界中に平和を繋げていきたいと思います」

参列者は、式の最後に祭壇に花を手向け、犠牲者を悼むとともに、平和への誓いを新たにしました。