ウイーンで開かれているNPT=核拡散防止条約再検討会議準備委員会で、2日、鈴木長崎市長がスピーチし、各国代表らに対し「被爆地の訪問」と「核軍縮への取り組み」を訴えました。

オーストリアの首都・ウィーンで開かれているNPTの準備委員会では、加盟しているおよそ190の国・地域が核軍縮や核不拡散などについて議論しています。

3日目の2日は、各国のNGOの代表らが出席、鈴木長崎市長は国際NGO「平和首長会議」の副会長としてスピーチ、「『人間の安全保障』の視点を中心に据えた建設的な議論」を求め、各国に対し被爆地の訪問と核軍縮に真摯に取り組むことを訴えました。

鈴木史朗長崎市長
「あなたの良心に問いかけてみてください。未来の子どもたちにどちらの世界を残したいのか。『核兵器のある世界』と『核兵器のない世界』」

鈴木市長は、ウィーン国際センターで開かれるナガサキ・ユース代表団主催の平和発信、交流イベントに出席するということです。