長崎県内は18日も各地で厳しい暑さとなり、島原市などでは最高気温が35度以上の猛暑日となりました。
こうした中、県内の雑貨店では、暑さをしのぐための対策グッズが売り上げを伸ばしています。

4日連続となる『熱中症警戒アラート』が発表された18日の県内──
日中の最高気温は南島原市口之津で35.4度
島原で35.2度の猛暑日となったほか、
長崎や佐世保など9つの地点で30度を超える真夏日となりました。

熱中症で9人が搬送

消防によりますと、県内では18日、20代から80代の9人が熱中症とみられる症状で搬送されました。
いずれも中等症または軽症で、9人中7人が65歳以上の高齢者だということです。

長崎県内は19日も熱中症の危険性が極めて高くなると予想されていて、気象台は外出をなるべく避けたりエアコンを使用するなどの対策を呼びかけています。

1週間で全国で6千本が売れた涼感ローション

連日の猛暑は暑さ対策グッズの売り上げにも影響を与えています。
特設コーナーを設けて150種類以上の関連商品を販売している長崎ロフトでは──

長崎ロフト 平 悦子店長:
「(売り上げが)前年比200%以上、ほとんどのクール商品が200%以上で伸びています」

新型コロナが5類に引き下げられて初めての夏とあって、注目を集めているのは『外出先へ持ち運べるアイテム』と『ファッションの一部として楽しめるアイテム』です。

塗ることで涼感を感じるローション『アセダレーヌ(店頭販売価格880円)』は
この1週間で全国で6千本が売れたといいます。

首やおでこなどに一塗りするとメントールなどの効果で手軽にひんやりできます。
リップクリームのような見た目で、持ち運びが楽なのも人気の理由です。