長崎県が、小学5・6年生と中学2年生を対象に行った今年度の学力調査の結果がこのほど、発表されました。

学力調査は、県が児童生徒の学力の定着状況を把握し、指導の改善に役立てようと毎年、実施しています。
今年度は、4月に小中学校あわせて476校、3万1000人あまりを対象に行われ、小学5年生は国語と算数、6年生は理科、中学2年生は国語と数学で調査が行われました。
その結果、県全体の平均正答率は小学校では、全ての教科で目標値の60%を上回りましたが、中学校では60%に届きませんでした。
全体的には「情報を整理し、根拠を持って自分の考えを説明する」ことが課題で、県は改善策をまとめた資料や教員向けのオンライン研修会などで学力向上につなげたいとしています。