今年、長崎県内で収穫され製茶されたお茶の品評会が、県内有数の産地、東彼杵町で行われました。

手をお茶の葉でもみ洗いし、余分なにおいを落としてから審査に臨みます。

今年の県茶品評会には、一般の茶に77点、県産茶として全国でも知られている『蒸し製玉緑茶の部門』に27点が出品されました。

お茶の葉の外観の見極めでは色や揃い方など細かい点がチェックされます。

県茶業研究室 池下一豊 室長:
「茶葉の“生葉の状態”の評価をしたいので、それを崩さないような製茶をしているかどうか。細くよれてて揃ってて色が濃緑色な奴が一番」


長崎県産のお茶は年々評価が高まっていて、2022年の全国茶品評会では東彼杵町の蒸し製玉緑茶が産地、個人の両部門で日本一になりました。

審査の結果『蒸し製玉緑茶部門』は福田新也さん、
『一般茶部門』は大山良貴さんが1位を獲得しました。

8月には福岡県で全国茶品評会が開かれ、今年の日本一が決まります。
※この記事の写真中に「出品数94」とありますが、正しくは「2部門で104」です。