今年初盆を迎える故人の御霊を供養する「初盆供養祭」が1日、長崎市の斎場で行われました。

今年で23年目となった法倫會館の「初盆供養祭」は、この一年に葬儀が営まれた故人の御霊を宗教・宗派を超えて供養します。

今年は遺族340人が1517人の故人に手を合わせました。

祭壇には遺族から故人へ伝えたい思いを記した丸いボードが言霊(ことだま)として飾られました。

長崎新生活センター 法倫會館 大坪 進代表取締役社長:
「伝心…ですね。(遺族の)皆様の気持ちを故人様にお伝えすることができないかと(考えた)」

来月15日の精霊流しには故人の御霊を合同で送り出す「もやい船」が流される予定です。