長崎海上保安部が26日、長崎市内の園児に水難事故を防ぐ“海での過ごし方”を寸劇で伝えました。

子役(海保職員):「僕の名前は“うみをまもる君”だよ!」
幼稚園先生:「まもる君、海の近くは危ないから、大人の近くで遊んでね」

長崎海上保安部の職員が劇で、子どもたちに海の危険を伝えます。

長崎市の『ひかり幼稚園』で開かれた啓発活動では、海水浴シーズンを前に55人の園児たちに、水難事故を防ぐ“海での過ごし方”などを伝えました。

子役:「お魚さん見たいから、海に近づいてみようか?」
園児たち:「(一斉に)ダメ!」

子役:「足が滑った!(と叫んで海に沈む)」

救助した大人役:「大丈夫? 1人で遊んでたの?」
子役:「うん。ごめんなさい。
先生は大人と遊ぶように言ったんだけど…1人で遊んじゃったー(涙)」

記者:(海で遊ぶときに)どんなことに注意して遊びますか?
園児:「大人の近くで遊ぶ」

園児:「浮き輪を使って、海に浮かんで遊びます」

長崎海上保安部によると県内では去年、子どもの水難事故は発生していないということですが、今後も子どもだけで海や川で遊ばないよう呼び掛けています。