4月に行われた統一地方選挙で、長崎県警は公職選挙法違反の疑いで3件を検挙し、55件に警告を出していたことが分かりました。
県警によりますと、検挙された3件のうち1件は、現職の女性警察官が、県議会議員選挙で投票の依頼を受け、食パン2斤(1000円相当)を受け取ったもので、この女性警察官は、先月、書類送検されました。
一方、警告は、ポスターの掲示違反などによるもので55件あり、前回より95件少なかったということです。
警告件数が減少した要因について県警は、コロナ禍で戸別訪問やポスティングが減ったことやSNSを使った選挙活動が増え、違法なポスター掲示が減ったためとしています。