佐世保市民ら1200人あまりが犠牲となった空襲の記憶を後世に伝えようと、長崎県の佐世保市役所で佐世保空襲写真展が開かれています。
今から78年前の6月28日深夜から29日未明にかけ行われた佐世保市街への空襲。1万2千戸の家が焼かれ、1200人以上が犠牲となりました。
会場の佐世保市役所駐車場7階連絡通路には、終戦直後に撮影された写真パネル20枚が展示されています。また、パネルには当時とほぼ同じ位置から撮影された現在の町の写真も並べられ、空襲被害の大きさとともに復興の歴史も感じられます。
今月29日には佐世保市主催の「死没者追悼式」が4年ぶりに通常規模で開催されます。