平和活動に尽力した個人や団体に贈られる今年の「秋月平和賞」に山川 剛さんが選ばれました。

第14回「秋月平和賞」を受賞するのは、被爆者で、元小学校教諭の山川 剛(86)さんです。
「秋月平和賞」は、核兵器廃絶の願いを国内外に訴え平和への思いを引き継ぎ活動する個人や団体に長崎の市民団体が贈っているものです。

山川さんは、8歳の時、爆心地から4.3キロの地点で被爆。
36年間、小学校教師を務め退職後も平和教育に尽力。
1974年に核実験抗議の座り込みを始めるなど、現在も平和活動に取り組んでいます。
また「被爆体験の継承ーナガサキを伝えるうえでの諸問題」などの著書も、高く評価されました。

「秋月平和賞」は来月2日の「ながさき平和大集会」で山川さんに贈られます。