長崎県五島の海上警備などにあたる新しい巡視艇「なるかぜ」の船内の見学会がこのほど五島市の職員らを対象に行われました。

全長およそ20メートル、総トン数およそ26トンの五島海上保安署の新しい巡視艇『なるかぜ』

3代目『みねかぜ』が老朽化により退役したことに伴いことし3月に就役。
五島の奈留島にちなみ名づけられました。

五島沿岸の警備や密輸の取締り、海難救助などを担いこれまでの巡視艇に無かった暗視装置付きのカメラを備えているのが特徴です。

五島海上保安署 藤本 雅治署長:
「装備が最新のものに更新されました。夜間の監視能力の強化、500m先位からでも見えるようメッセージ性の高い表示装置を備えておりますので、様々な取り締まり業務に活躍してくれることを期待しています。」

『なるかぜ』は福江港を拠点にパトロールにあたります