梅雨の晴れ間となった15日、長崎市の小学生が昔ながらの農具を使った田植えを体験しました。

「おはようございます!」

田んぼにやってきたのは、長崎市立横尾小学校の4年生です。

地域の人たちに、昔ながらの『竿竹』を使った田植えを教えてもらいました。

ほとんどの児童が、田んぼに入るのも初めてです。

児童:「気持ちいい、冷たっ!」

横尾小学校では、地域の伝統である稲作に親しんでもらおうと、7年前から田植え体験を行っています。

今回、植えるのは“もち米”の苗。

『竿竹の目盛り』に合わせて、一束、一束ていねいに植えていきます。

農家の男性:「もっとここ(竿竹)にくっつけて、そうそう!」

初めは、ぎこちなかった動きも、地域の人たちの手ほどきで、少しずつ様になってきました。

農家の男性:「上手やん!おーそうそう。上手、上手!」

児童:「楽しいです!土がヌルヌルして気持ち良かったです」

児童:「元気に育って欲しいです」

児童たちは、秋には稲刈りや脱穀なども体験し、12月には収穫した“もち米”で、餅つきをする予定だということです。