10日、開幕した長崎市中学校総合体育大会。
12日はバスケットボールの決勝が行われ、女子は残り1秒まで結果が分からない白熱した展開となりました。


バスケットボール女子の決勝は桜馬場と山里が対戦しました。
市内で行われた大会ではここ3回連続で優勝を争っている両チーム。

(応援)「アゲアゲほいほい」



両校とも全校応援のなか、前半は一進一退の攻防が続き、春の大会王者・桜馬場の2点リードで折り返します。

(桜馬場)「(相手の動きを)予測せろ。それを伝えるための声でしょ?思い切ってやる」

(山里)「頑張りすぎて振られているから、頑張るのをちょっと抑えて。周りを見る余裕をもったらもうちょっと点を抑えられる」


第3クォーターで先にリズムをつかんだのは、ねばり強さが持ち味の山里!
着実に点数を重ねて逆転し、7点差まで広げます。



しかし最終クォーターに桜馬場が意地を見せます。
開始早々、4連続ポイントなどで反撃し、残り11秒で同点にまで追いつきます。

そして、試合時間残り1秒!
山里中 野田選手の放ったシュートが見事に決まり、これが決勝点に。


山里中2年 野田 清蓮選手:
「絶対勝ちたいと思って決めました。本当に嬉しいです」



一方、男子は4月の大会で優勝した小ヶ倉中が淵中を74対38で抑え、優勝を決めました。
来月22日から行われる県中総体では、準決勝に出場した男女合わせて8校が出場します。