6月第2週は、石油類などの「危険物安全週間」です。長崎市内の油槽所で、9日、災害訓練が行われました。

防災意識を高めようと、長崎市内の油槽所で行われた訓練は、地震の影響で亀裂が入ったガソリンの貯蔵タンクから出火し、タンクの上に作業員が取り残されたという想定で行われました。

油槽所の従業員と消防が合同で、初期消火や、取り残された人の救出にあたる手順などを確認しました。

東西オイルターミナル長崎油槽所 春田友和所長:「基本を忘れずに日常点検を実施して、早急に対応できるように所員を教育していきたいと思っております」

消防によりますと、危険物施設での火災や事故は、去年、全国で226件、長崎市消防局管内では4件発生しています。