長崎市の鈴木市長は初の海外公務として、7月末から12日間の日程で開かれるNPT再検討会議の準備委員会に参加することを表明しました。

長崎市 鈴木史朗 市長:
「広島市長とともに被爆地の代表、世界8,200以上の都市が加盟する平和首長会議の代表として、強く訴える必要があると考えております」

9日行われた長崎市議会 各派代表者会議で鈴木市長は、7月31日から3日間、オーストリアのウィーンで開催されるNPT再検討会議準備委員会に参加することを表明。議会側はこれを承認しました。

NPT再検討会議は5年に一度開かれており、去年は最終文書を採択することができませんでした。

長崎市 鈴木史朗 市長:
「被爆の実相について触れていただくことの重要性について、世界に対して強く訴えかけていきたいという風に思っております」

鈴木市長の海外公務はこれが初めてで、現地では演説や各国軍縮大使との面会を計画しているということです。