大雨による水害や土砂災害に備えようと、8日、長崎県諫早市で国や県などの関係機関が合同で、市内を流れる河川の危険箇所を巡視しました。


長崎河川国道事務所が4年ぶりに開催した合同巡視には、県や諫早市のほか、消防や警察などからおよそ20人が参加しました。


諫早市を流れる本明川や半造川には、川の増水により土のうを積むなどの水防活動が必要となる箇所が31箇所あり、8日はこのうち特に危険とされる4箇所を視察。

災害発生時の協力体制や避難ルートなどを確認しました。

国土交通省長崎河川国道事務所 井手勲 流域治水課長:
「雨が多い時期になってきますので、まず防災情報をしっかり取れるように、日頃から確認してただきたいのと、どういった情報を得たときに避難するのかを普段から確認していただければと思います」

長崎河川国道事務所では、災害への備えを住民に呼びかけるとともに、河川の増水に備えた堤防のかさ上げ工事なども進めることにしています。