熱戦が続く長崎県高総体、8日はサッカー男子の準決勝が行われ、2試合ともPK戦にもつれ込む大接戦となりました。


1試合目は県新人戦優勝の長崎日大と、今大会3試合で11得点と攻撃力が売りの創成館が対戦。


降り続く雨でピッチの状態が悪く、シュートしたボールが転がらずに止まってしまうなど両チームともボールのコントロールに苦戦。
前半は互いに点がとれないまま折り返します。


(長崎日大 ハーフタイムの指示):
「高総体は各県、雨が多かった。強いところは(雨でも)勝ってる。やー!」


(創成館 ハーフタイムの指示):
「シュートがない、シュート全然ない。"自分が行くぞ"っていう気持ちを見せてくれないと」


後半、ディフェンダーの裏へのパスに反応した、創成館の溝口選手が先制ゴールを決め、1-0で創成館がリードします。


追いつきたい長崎日大は後半終了間際、コーナーキックを中川選手が押し込み、1-1のまま試合終了。勝負はPK戦へ。

両チーム2人目まで成功し…

迎えた創成館の3人目が失敗。

対する長崎日大は5人全員が決め、決勝にコマを進めました。

長崎日大 田村 祥 主将:
「先制されて苦しい状態でも、自分たちの強みである"一致団結"で、PKで勝ててよかったと思います。チャレンジャーとして全国大会に出られるように頑張っていきたいと思います」


第2試合は、前回覇者の総科大付属を破って勢いにのる国見と海星が対戦。

こちらも1対1のまま70分で決着がつかず、PK戦の末、国見が接戦を制しました。

決勝は9日午後1時から、諫早市のトランスコスモススタジアムで行われます。