海上自衛隊佐世保地方総監部は、自らスポーツクラブを立ち上げ、会員から会費を徴収するなどしていた40歳代の男性自衛官を停職の懲戒処分としました。

懲戒処分を受けたのは、佐世保教育隊に所属する40歳代の男性2等海曹です。

海上自衛隊佐世保地方総監部によりますと、男性2等海曹は5年前に長崎市内で空手を教えるスポーツクラブを設立し、会員から会費を徴収していたということです。

クラブは2022年7月に閉鎖されていて、経営状況は赤字だったということです。

匿名の人物からの通報で一連の行為が発覚し、男性2等海曹は「友人の誘いではじめた」などと話してるということです。

また、この男性2等海曹は2022年4月、職場で部下の女性員に対して好意をいだいているような言動を繰り返したほか、頭を触るなどのセクハラ行為をしていて、佐世保地方総監部は22日付で男性2等海曹を停職8日の懲戒処分としました。