バスケットボール、B1昇格をかけた天王山です。
B2リーグのプレーオフ初戦、長崎ヴェルカは5日、ホーム 佐世保で熊本ヴォルターズと対戦しました。
チケットは完売。満員で迎えたプレーオフ初戦です。
長崎ブースター:
「狩俣がスリー決めるの楽しみにしています、ヘディングのスリーに期待しています」
長崎ブースター:
「緊張しています、ハラハラ、勝つよね?みたいな…B1行くぞ!」
西地区2位のヴェルカは、B2得点王のボンズが豪快なダンクで会場を沸かせます。
一方、西地区3位の熊本もコンスタントに得点を重ね、第1クォーターは一進一退となりました。
第2クォーターの流れを掴んだのは熊本でした。
ヴェルカはシュートが決まらずリズムを崩すと、熊本に一気に離されます。
17点ビハインドで前半を終えました。
後半、これ以上、差を広げられたくないヴェルカは守備で好プレーを連発し、次第にリズムを取り戻します。
すると攻撃のギアも上がり出し、次々とシュートを決め、徐々に点差を縮めはじめると、第3クォーター終了時には52対58と6点差まで詰め寄ります。
迎えた最終、第4クォーター。
ヴェルカは勢いそのままに攻め続け、ついに60対60の同点に追いつきます。
その後、熊本に勝ち越しを許しますが、ヴェルカも一歩も譲らず、試合は僅差のまま最終盤へ。
ヴェルカはパブロアギラールの3ポイントシュートが決まり、68対68の同点とするとギブスのシュートで勝ち越しに成功。
この後も、一進一退の攻防を繰り返し、ヴェルカの3点リードで試合は残り3秒。
熊本の最後のシュートが外れて試合終了。
ヴェルカが76対73で、大事なプレーオフ初戦を制しました。
ホームの声援を後押しに苦しい試合をものにしたヴェルカ。
6日行われるプレーオフ第2戦に勝利すれば、セミファイナルへの進出が決まります。