今月13日から開かれるG7長崎保健大臣会合を前に、2日から長崎市内の小中学校でG7サミットの参加国にちなんだ給食の提供が始まりました。

ジャーマンポテトにウインナー。

野菜やレンズ豆が入ったスープ『アイントプフ』

サミット参加国の一つ ──ドイツの伝統的な家庭料理です。

児童たち:「いただきます」

食を通してG7サミットへの理解を深めてもらおうと、2日は畝刈小学校など長崎市内12の小中学校の給食でドイツ料理がふるまわれました。

児童:
「じゃがいも。美味しい」
「美味しいでござるのぅ」

長崎市立畝刈小学校 森田 千里 学校栄養職員:
「(ドイツまで)飛行機でどれくらいかかると思いますか?」
児童:「20分、30分」
森田さん:「15時間かかります」
児童:「え~!」
森田さん:「とっても遠い場所の料理を 今、皆さんは食べています」

遠い国も料理を食べると身近に感じます。

児童:「美味しい。(ドイツは)ウインナーのところ」

G7長崎保健大臣会合まであと10日あまり。
参加国にちなんだサミット給食は、今月12日まで長崎市の市立小・中学校101校で実施されます。