バスケットボールB1リーグへの昇格チームを決めるプレーオフが来週、開幕します。
B2からの昇格を目指す長崎ヴェルカの前田ヘッドコーチと高比良キャプテンが意気込みを語りました。

プレーオフに進む8チームのうち、B1に昇格できるのは2チームです。

決戦を1週間後に控える長崎ヴェルカは更なるレベルアップを図ろうと、27日も佐世保市のクラブハウスで練習に励みました。

1試合の平均得点は「89.7」

今シーズン、B2リーグで最も得点を挙げたヴェルカは、西地区2位の成績でB1昇格チームを決めるプレーオフに挑みます。

長崎ヴェルカ 前田健滋朗 ヘッドコーチ:
「1人1人がステップアップして成長してくれたこと、それが1番手ごたえを感じている部分です、一丸となって最終的なB2優勝を目指したいと思っています」

チーム唯一の長崎県出身、キャプテンの高比良 寛治 選手は地元を盛り上げようと気合十分です。

高比良 寛治主将:
「長崎がバスケでより盛り上がるんじゃないかと思うので、自分が1番ワクワク楽しんでいけるように結果を出していきたいと思います」

2020年のチーム誕生から最短でのB1昇格へ──
ヴェルカは来月5日から西地区3位の熊本と対戦します。

8チームで争う『B1昇格を賭けたプレーオフ』はトーナメント戦です。

先に2勝したチームが 次のステージに進むことができ、決勝まで勝ち上がる(上位2チーム)と、B1に昇格できます。
長崎ヴェルカは、ホーム 佐世保で熊本と対戦し、熊本に2勝、準決勝でA千葉と青森の勝者に、2勝すれば『B1昇格』です。
ただし今回、青森はB1クラブライセンスがなく、仮に準決勝で青森に2敗した場合も、3位に入れば昇格します。

レギュラーシーズンでは熊本に4勝2敗と勝ち越していて、さらに長崎のホームゲームでは負けなし。プレーオフでも相性の良さを発揮してほしいところです。