島原市出身の作家 宮崎 康平さんと、その妻 和子さんのゆかりの品々を展示する展覧会が、22日から長崎県島原市で開かています。

島原市出身の作家 宮崎 康平さん(1917-1980)。
島原の子守歌の作詞や『まぼろしの邪馬台国』の著者として知られています。

『和子と宮崎康平』展では、康平さんと妻 和子さんが遺した写真や作品など 約80点が展示されています。

盲目だった宮崎 康平さんの口述筆記などで夫を支えた妻・和子さんは、文学や書、音楽などに造詣が深く、展覧会では、書や、愛用した二胡などが初めて展示されています。

島原市教育委員会 社会教育課 林田 智恵 主任:
「ぜひ展示を見ていただいて、和子さんと康平さんの思いを次世代に引き継いでいけたらと思います」

『和子と宮崎康平』展は、22日から5月14日まで、島原城観光復興記念館で開かれています。

※宮崎 康平さんの「崎」の漢字は 正しくは「たつさき」です。