
海上自衛隊佐世保地方総監部は、上官に反抗的な態度をとった20代の男性隊員と、指導の際の部下の態度に腹を立て蹴った30代の男性隊員を、それぞれ停職の懲戒処分としました。
停職の懲戒処分を受けたのは、「護衛艦ちょうかい」の20代の男性海士長と、「護衛艦ありあけ」の30代の男性3等海曹です。
佐世保地方総監部によりますと、二人は2年前、同じ部隊に所属していて、当時男性海士長は上官だった男性3等海曹から指導を受けた際に「やめるからどうでもいい」と受け答えするなど、反抗的な態度を取ったということです。
また、男性3等海曹は指導の際の男性海士長の態度に腹を立てて蹴り、精神的・肉体的苦痛を与えたということです。
男性海士長から相談を受けた上官がその後、二人に聞き取りを行い一連のトラブルが発覚しました。
佐世保地方総監部は男性海士長を停職1日、男性3等海曹を停職1か月の懲戒処分としました。