長崎県は、ドクターヘリの機体に不具合が見つかったとして、当面の間、運航を休止すると発表しました。

長崎県のドクターヘリは、今月16日、出動要請があった雲仙市内のゴルフ場を離陸した直後に、不具合が発生したということです。

エンジンの出力を示す数値が規定値を超える「エンジントルクオーバー」の状態となり、現在、運航会社が原因の調査と整備を進めています。

このため長崎県は、17日から当面の間、ドクターヘリの運航を休止すると発表しました。

長崎県は運休期間中の対応として、佐賀県のドクターヘリに応援を要請するほか、対応が困難な場合には自衛隊への災害派遣要請を行うなどして、救命救急体制に支障が出ないよう万全を期すとしています。








