12日夜、長崎市の斜面地にある住宅の土台部分が崩れました。
けが人はいませんでしたが、周辺の住民7人が避難しています。
崩落が起きたのは長崎市戸町3丁目の住宅地。
長崎市内でよく見かける斜面地の住宅街です。
長崎市などによりますと、12日午後7時頃、住宅2棟の土台部分の法面が崩落。
住人2人が家から出られなくなりましたが、その後、消防隊に救出されました。
けが人はいませんでした。

付近住民「ドーンって雷が落ちたような音が聞こえて、もう道は全部ふさがってしまって。ガードレールも倒れてって感じで」

記者レポート「あちらが長崎市戸町3丁目の崩落電場です。現場はブルーシートで覆われています。けさからは市の担当者が視察に訪れています」
近くの住民によりますと、崩れた土台部分は元々ヒビが入っていて、カラーコーンを立てて、注意が促されていました。

付近住民)「崖はヒビが入っていた。10センチか15センチ。畑を造成して宅地にしとると。60年くらい前にね」

この崩落により、12日夜から周辺住民の避難が続いていて、現在も4世帯7人が近くの小学校に避難しているということです。

戸町三丁目自治会 下道 正義 会長「早い時期に今後の対策とか避難について、行政側も何か見解を出してもらえればなと思っている。そこを今、避難されている方たちが非常に心配されている」

長崎市中央総合事務所 森尾 宣紀 理事「機械が簡単に入るような場所じゃないので、どうしても手作業が多くなりますから、復旧も大変になると。ただ被災していない家屋があるので、そこを何とか早めに生活できる体制がとれないかということで、今、色んな所管が集まって話をしている」

現場の斜面は県が定める土砂災害警戒区域になっています

きのうは雨でしたが、特に大雨が降ったわけではありません。気象台によりますと、12日は午後3時以降、雨が止んでいて、午後7時までの24時間雨量は22ミリで、注意報や警報も出ていませんでした。
それでもこうした災害が起きました。雨が本格化する梅雨はこれからです。特に斜面地にお住まいの方は雨の降り方などに注意を払うようにしてください。