世界遺産登録から5年目となる潜伏キリシタン関連遺産の保全に役立ててもらおうと、飲料メーカーの伊藤園が売上金の一部を長崎県に寄付しました。

寄付されたのは2022年、伊藤園が全国で行ったキャンペーンで販売した商品の売上金の一部25万円で、13日大石知事に目録が手渡されました。

伊藤園は、潜伏キリシタン関連遺産が世界遺産に登録される前の2012年から寄付を続けていて、これまでの寄付金の総額は363万円となっています。

今回の寄付金は、これまでと同様に大浦天主堂・黒島天主堂・江上天主堂の保全に役立てられるということです。

伊藤園 中四国・九州地域営業本部長 吉田 秀樹さん:
「この世界遺産の保全に役立てていただきたいし、それ以外の環境の保全に使っていただければ、大変ありがたいと思います」

伊藤園は、この取り組みを、来年度以降も続けていきたいとしています。