九州運輸局は長崎県本土地区のタクシー運賃について、事業者からの値上げ要請を審査した結果、改定が「必要」と判定したと発表しました。

値上げを要請したのは県本土地区のタクシー事業者91者のうちの45者です。

九州運輸局によりますと、燃料費の高騰や人手不足解消のためのドライバーの待遇改善などが値上げの理由で、九州運輸局は審査の結果、運賃の改定が「必要」と判定したということです。

各事業者が要請した初乗り運賃は、普通車で現行の590円に対し10円から160円の値上げとなっていて、県内大手のラッキー自動車は650円への値上げを要請しているということです。

新しい運賃はことし8月頃に公表される見通しで、その1か月後から新運賃が適用されることになっています。