同僚隊員の財布から現金を盗んだり、パワハラやセクハラ行為をしたりした自衛官2人について、海上自衛隊 佐世保地方総監部は27日、懲戒処分を出しました。


懲戒免職処分となったのは、佐世保警備隊所属の30代の男性3等海曹で2022年3月、同僚隊員の財布から現金4千円を盗みました。
この海曹は10年ほど前にも、同僚隊員のキャッシュカードを使い現金5万円を盗んでおり、27日付で免職処分となりました。

犯行の動機については「小遣いが少なかった」ためなどと話しているということです。


また、護衛艦「こんごう」では20代の男性海士長が、2022年2月~4月にかけて、後輩隊員2人に罵声を浴びせる、暴言を吐くなどのパワハラ行為を行っていたということです。

さらに、この海士長は、2人の女性隊員に対して、卑猥な発言や 背後からわき腹をつつくなどのセクハラ行為を半年以上繰り返し 苦痛を与えたとして、停職4か月の懲戒処分を受けました。