県内で去年1年間に警察に検挙または補導された少年の数は127人で、過去最少となっています。
県警のまとめによりますと去年1年間に県内で検挙または補導された19歳以下の少年は統計が残る1951年以降最も少ない127人でした。
県警は少年の人口が減ったことや非行防止講話の開催などが減少の背景にあるとみています。
件数別では万引きや自転車盗など窃盗犯が最も多く全体のおよそ7割を占めました。
一方、検挙・補導された少年のうち13歳以下の少年の割合は39.4%で去年より11.4ポイント増加。少年非行が低年齢化しています。県警は家庭環境や少年自身がかかえる障害など非行の背景にある原因が複雑化しているみていて学校や支援機関と連携した非行防止教室や広報啓発などに取り組むとしています。