ひとり親世帯や共働き世帯の子どもなどが放課後に利用できる第三の居場所が長崎県雲仙市に完成し21日、開所式が行われました。

21日に開所式が行われた子どもの第三の居場所「らたん」

キッチンや風呂、くつろぎのスペースを備え学習支援のほか、スポーツや音楽などの体験、食事や学用品の提供などを4人の職員やボランティアがサポートします。

子どもたちが放課後に利用できる、学校でも家でもない場をつくり周囲の人たちと共に安心して過ごしてもらおうと、メットライフ財団が日本財団に出資し設置されました。

ひとり親家庭福祉会ながさき・山本倫子事務局長
「ちょっと家に居づらい時に行ける場所がないという相談をたくさん受けてきていました。ほっとできる空気感がある施設にしたいと思っております」

小中学生20人を受け入れる「らたん」の利用は申し込みが必要で、来月から運用を開始する予定です。