3年ぶりに国際クルーズ船の受入が再開された長崎港に、16日に引き続き17日もクルーズ船が入港しました。

17日午前7時半ごろ、長崎港に姿を現したのは、乗客およそ500人を乗せたバハマ船籍のクルーズ船「アマデア」です。

入港を撮影しようと、長崎市の水辺の森公園近くの岸壁にはカメラを構える人たちの姿がありました。

カメラ歴6年のアマチュアカメラマン:
「『まさにこれ!』っていう感じです。ずっと撮りたかった瞬間が撮れました。3年間、待ちに待ったっていう感じですね。長崎ならではの風景なんでですね」

今回、長崎に初寄港の「アマデア」実は、長崎と縁のあるクルーズ船が改名されたものでした。

その船とは、1991年に三菱重工長崎造船所で竣工した初代「飛鳥(あすか)」です。

17日朝、松が枝ターミナルには特別な思いで「アマデア」を見つめる女性がいました。

初代「飛鳥」と「飛鳥Ⅱ」に合わせて87泊した飛鳥ファン:
「本当に客船が好きで、飛鳥が好きだったので、飛鳥で船上結婚式を挙げました。

「初寄港ですけど”おかえりなさい”っていう気持ちでいっぱいです。こみ上げるものもありました。嬉しかったです」

「アマデア」は17日午後6時に長崎港を離れ、鹿児島に向かうということです。