去年1年間に県内で起きたニセ電話詐欺の認知件数は、113件となり、5年ぶりに100件を超えました。

県警によりますと、去年1年間に県内で起きたニセ電話詐欺の認知件数は113件で、前の年を16件上回りました。
100件を超えるのは5年ぶりで、被害総額は2億円を超えています。
このうち、最も多かった手口は架空料金請求詐欺が84件で、被害は10代から80代の幅広い年代に広がっています。

また、犯人が金を受け取る手段としては、被害者にコンビニで電子マネーを購入させ、ID番号を聞き出す「電子マネー型」が最も多く、半数を占めています。
県警はコンビニエンスストアの店員に対策マニュアルを配布するなどして、被害防止につなげたいとしています。